チャップリン映画「街の灯」
こんにちは。こちら九州、今週は晴れが続いててちょっと気持ちがいいです。
今日は例のシアターで、チャップリンの「街の灯」を観て参りました。
サンマルクカフェでコーヒーとチョコクロをいただきながら、映画の付録で貰ったポストカードをパシャリ。
前回の「独裁者」に引き続き、チャップリン映画を観るのは二本目なのですが、今回は「独裁者」とはまったくカラーの違う映画でした。
盲目の花売りの娘に恋をした男(チャップリン)が、彼女の家賃の支払いや眼の手術のために奔走する話。(※めちゃくちゃ端折ってます)
ポストカードの写真は自殺しようとした富豪の男を助けたシーンかな?この富豪男とは友人になるのですが、それは富豪男が酒に酔っている時だけで、シラフのときはまったくチャップリンのことを覚えていないのが面白いんですよね。で、富豪男が再び酒に酔ったら「友よ!!」って思い出してハグされまくる。
普通にポストカードにするなら花売りの娘とのシーンにするんじゃないかと思うけど、敢えて富豪男とのシーンにしたのは何か理由があるのかな?
「独裁者」同様、最後のシーンのあとはどうなったんだろう・・・と考えてしまいました。娘はまさかこんな身なりの汚い浮浪者が恩人だっただなんて思わなかったでしょうし、ちゃんと結ばれたんでしょうかね?私、気になります!
昔の恋愛って素敵ですね。今みたいにネットもスマホもないけど、そのぶん会っている間に次の約束をして、手紙を書いて・・・ってするんですかね。「あの方は次いつ見えるのかしら・・・」って昔の女性がソワソワするのは、今の若い女性が「まだ既読つかない・・・何してるんだろ」ってスマホを付けたり消したりしながらもどかしい気持ちに悩まされるのと同じなのかもしれませんね。
シラフに戻った富豪男の家から追い出されたチャップリンが玄関前の階段に座り込んでいると、花売りの娘が路地から姿を現して・・・それを見つけたチャップリンの顔がなんだか可愛らしく見えて、そのシーンがやたら印象に残っています。個人的に好きな顔です、チャップリンは。
次週の上映は「キッド」です。また観に行こうっと。